同僚のエリック(Eric)。彼は、MS-FoxPro*1)と呼ばれるデータベース・ソフトでシステムを構築するのに長けている。また、自宅では、個人的にLinux*2)の研究を進める毎日だ。日本政府の招待で技術研修を受けた事がある。ネットワーク室にて。

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1) マイクロソフト社が提供するデータベースソフト/システム構築環境。プラットフォーム(この場合、コンピュータ・システムの基盤となるOSのこと)がMS-DOSから最新のWindowsまでとかなり広範囲に亘っており、ドミニカ共和国を含む中南米諸国では広く普及している。
2) フィンランドのLinus Torvaldsらが開発したライセンス・フリーのOS。ファイル構成やシステム・コール等の仕様はSystemV系のUnixであるが、OS本体のソース・コードは完全に書き起こしたものである。さらに、そのソース・コード自体も自由に入手できるため、障害発生時の原因究明が容易であるとともにOSレベルでの修正をユーザ自ら行う事も可能だ。現在最も普及しているサーバー向けOSであるWindowsNTと比較した場合、軽く(処理速度が速く)安定度が高いといった優位点を持ち、NTの後継OSであるWindows2000が発表される中、その牙城にどれだけ食い込めるかが注目される。

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